大和但馬屋日記

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検索さんいらつしやい

昨晩あたりからやけにかうしたキーワードで来訪される方が多いのだが、林氏が何かコメントでもしたのだらうか。だとしたら内容が気になるな。
あと、検索とは違ふけどキーワード「FORMULA ONE 2002」の注目度が微妙に上がつてるやうだ。今までほとんど無視されてたのにね。キーワードの解説に「佐藤琢磨も登場する」とか書いておくといいことあるかな。ないか。

今日のゲーム(六月二十三日)

なんでこのエントリが書けるのかは気にしないやうに。

ジャイラス(PS,KONAMI,ASIN:B00005QBNN)

コナミ80'Sアーケードギャラリー」所収。
自機が円を描く様に画面の外側を一周し、円筒状の仮想平面を飛んでくる敵機と戦ふシューティング。その空間構成は他に類を見ない独特なものだが、ゲーム内容自体はぶつちやけて言へば「ギャラガ」である。が、正直に白状しよう。「ギャラガ」の五百七十三倍くらゐオレは「ジャイラス」が好きだ。
常に画面奥に向かって突き進む疾走感。「トッカータとフーガ ニ短調*1」をアレンジした秀逸なBGMによる緊迫感。クラシック音楽のPSG音源アレンジといふ意味ではひとつの頂点を極めてゐるのではないだらうか。効果音のひとつひとつも素晴らしい。「ギャラガ」をアレンジしたゲームとしては、本家の「ギャプラス」をも先取りした部分もあつて侮れない。
この時期のゲームといふと、とかくナムコの諸作にばかり光が当てられて他のメーカーについては取り上げられることも滅多にないけれど、可能な限りかうしたものも忘れずにゐたいものだ。
疾走感が全くなくて、ただ地味なだけのゲームとなつたファミコンディスク版は個人的に無かつたことにしたい。

*1:同じ曲はドンキーコングJRでも使はれてゐる。また、アルバム「This is NAMCO」では「ゼビウス」のBGMと解釈したアレンジがあつて面白い。偉大なりバッハ。