大和但馬屋日記

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一月三十日のゲーム

逆転裁判3(脳内,オレ)

つひに全クリア。いやあ,泣いたね。最後のメッセージ。
「こんな げーむに まじになっちゃって どうするの」
オレ脳内で脳内カートリッジを脳内大破壊。

逆転裁判3(GBA,CAPCOM)

ついでに全クリア。何も書けないけど,あるところで泣きかけた。よいものをありがたう。
ひとつだけこのゲーム最大のネタばらしをしておくと,「脳内レビュー」始めたときにはすでに現物を入手済なのでした。

証言中

今朝の四時頃シャワーを浴びに家に帰つたんです。▼
すぐ職場に戻りたかつたけど,限界を感じて少し眠ることにしました。▼
それで七時に目覚しが鳴るやうにセットして,布団に入つたんです。▼
ところが目が覚めたら十一時を回つてゐて,「ギャー」と飛び起きました。▼
服を着る間もなく素裸で出社して,職場に着いたのは十一時五十分頃だつたと思ひます。▼
その後もずつと仕事で,気がついたらもう暗くなつてゐたんです。▼
それが,あんなことになつてゐたなんて‥‥

あなたのお気に入りハヤカワFT文庫

id:adramineさん経由,あなたのお気に入りハヤカワFT文庫
SFを読むより先にFTの方ばかり読んでゐたのはそもそも温帯のおかげといふのが今となつてはまあアレだが,読んだ中で今でも忘れてゐないのは下記五点のみかな。

  • FT085「プリンセス・ブライド」ウィリアム・ゴールドマン(86)*1
  • FT101「ムーンフラッシュ」パトリシア・A・マキリップ(87)*2
  • FT115「ムーンドリーム」パトリシア・A・マキリップ(88)*3
  • FT155「光と闇の姉妹」ジェイン・ヨーレン(91)*4
  • FT157「白い女神」ジェイン・ヨーレン(92)*5

見てわかる通り,マキリップの二冊とヨーレンの二冊はそれぞれシリーズもの。「ムーン〜」は作者がマキリップでなければハヤカワSFで出版されてゐるはずのジュヴナイルSFである。マキリップといへばサイベルだろと世の人は言ふだらうが,そちらは短編でしか読んでない気がする。後者は悪の領主を倒す女戦士もの。個人的に萌え度が極めて高かつた。といふか,物語の構成に工夫があつてそこが面白かつた。実際の物語と,歴史として残る史実と,後世の伝承との対比。中で語られる筋書はそれほど意外性はないけれど。ジェンダー論とかフェミニズム云々は,まあおいとかう。
「プリンセス・ブライド」は映画にもなつたな。といふか,映画のノベライズ? まあ,どちらでもよい。小説のとにかく人を食つた描写に笑ひ転げた。ハヤカワの裏表紙の常套句に「抱腹絶倒の新感覚ファンタジー」みたいのがあるが,本当に抱腹絶倒と呼ぶに相応しかつたのは後にも先にもこの一編のみ。映画は普通につまらなかつた。アンドレ・ザ・ジャイアントの出演が売りでは,ねえ。
他にもいろいろ読んだけど,いつの間にかジャンルそのものに飽きて読まなくなつてしまつた。最近の鶴田謙二が表紙を描いた奴とか,買つてみて途中で放り出してばかりゐる。表紙買ひはやめよう。