逆転裁判3(脳内,オレ)
つひに全クリア。いやあ,泣いたね。最後のメッセージ。
「こんな げーむに まじになっちゃって どうするの」
オレ脳内で脳内カートリッジを脳内大破壊。
逆転裁判3(GBA,CAPCOM)
ついでに全クリア。何も書けないけど,あるところで泣きかけた。よいものをありがたう。
ひとつだけこのゲーム最大のネタばらしをしておくと,「脳内レビュー」始めたときにはすでに現物を入手済なのでした。
id:adramineさん経由,あなたのお気に入りハヤカワFT文庫。
SFを読むより先にFTの方ばかり読んでゐたのはそもそも温帯のおかげといふのが今となつてはまあアレだが,読んだ中で今でも忘れてゐないのは下記五点のみかな。
見てわかる通り,マキリップの二冊とヨーレンの二冊はそれぞれシリーズもの。「ムーン〜」は作者がマキリップでなければハヤカワSFで出版されてゐるはずのジュヴナイルSFである。マキリップといへばサイベルだろと世の人は言ふだらうが,そちらは短編でしか読んでない気がする。後者は悪の領主を倒す女戦士もの。個人的に萌え度が極めて高かつた。といふか,物語の構成に工夫があつてそこが面白かつた。実際の物語と,歴史として残る史実と,後世の伝承との対比。中で語られる筋書はそれほど意外性はないけれど。ジェンダー論とかフェミニズム云々は,まあおいとかう。
「プリンセス・ブライド」は映画にもなつたな。といふか,映画のノベライズ? まあ,どちらでもよい。小説のとにかく人を食つた描写に笑ひ転げた。ハヤカワの裏表紙の常套句に「抱腹絶倒の新感覚ファンタジー」みたいのがあるが,本当に抱腹絶倒と呼ぶに相応しかつたのは後にも先にもこの一編のみ。映画は普通につまらなかつた。アンドレ・ザ・ジャイアントの出演が売りでは,ねえ。
他にもいろいろ読んだけど,いつの間にかジャンルそのものに飽きて読まなくなつてしまつた。最近の鶴田謙二が表紙を描いた奴とか,買つてみて途中で放り出してばかりゐる。表紙買ひはやめよう。