大和但馬屋日記

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惡いマリオ(ワリオでない)

Nintendo Switch用「ドンキーコングJR.」。前作「ドンキーコング」の主人公に「マリオ」の名とシリーズ唯一の惡役の立場が與へられたゲーム。當時「マリオ」がイタリア系によくある名前であるなんてことは知らなかつた*1自分は、「元プレイヤーキャラだから操り人形(マリオネット)などとは洒落た名前ではないか」と勝手に得心する可愛氣のない子供だつた。後から出てくる「ルイージ」も「マりオのコピーだから類似とは以下同文」などと。まあ、本當に引掛けてゐる可能性も万に一つくらゐはあるかも知れぬ。

それにしても、「ドンキーコングJR.」の畫面は今見ても素晴しい。一畫面の中に道筋と仕掛けと難所が詰まつてゐて、システマチックで、かつ貧相ではない。見た瞬間に「あ、面白さう」と解る。完成度が高いとはかういふことだ。

*1:マリオ・アンドレッティも知らなかつたと思ふ

十年餘の蓄積

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Forza Hubのスコアの階梯*1がやつと11になつた。「Forza Horizon」シリーズをサボりがちな所爲もあつてなかなか進まない。条件を滿たすプレイに縛られるのも何か違ふし。

バイパーで雨のホッケンハイムショート。ちやんとリプレイに天候變化が反映された。同じコースで反映されない場合との條件の違ひが判らない。

*1:tier

ビッグなバイパー

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誰か沙羅曼蛇バイパーを作つてくれないかな。一度は作り始めたが、完成まで持つていくモチべーションが續かなかつた。一往、「グラディウス」シリーズの自機の名前は「VIC VIPER」。ビッグではない。

漫畫「ひとりぼっちの地球侵略」完結。最後の方の展開は呑み込むのに些か苦勞したけれど、喉元を過ぎれば大丈夫だつた。前半を好きなまま最後まで讀み通せたので良し。

もうーつ漫畫。「星明かりグラフィクス」完結。色々刺さつた。これが刺さらない人生を歩めてたらなあ、といふ駄目な思考に苛まれる。

大亂闘

十二月も半ばを過ぎて夜中に現れた蚊と闘ひながら朝を迎へてゐる。

生れて初めてスマブラでも買つてみようかと思ってゐたら「進めるのが面倒臭い仕樣に文句をつける奴は買はなくて結構」みたいなのを澤山目にして、こいつは半端でなく面倒臭さうだと思つたのでやめた。

最初の64の時にちよつと觸つただけだし、どつき合つて勝敗を決するゲームを遊びたいといふ意慾が自分には殆どないのでいいや。

不覺

何たることか、すっかりこれを忘れてゐた。フェスの結果もサザエもどうでもいいが、フェス專用のミステリーゾーンを體驗できなかつたのが悔やまれる。ゲームしたい心の在拠が「Forza 7」に寄つてゐるタイミングだつたので嚙み合はなかつたのは仕方ないところ。

期待したのと少し違ふ

AT-Xで「くまみこ」一擧放送。前半はよいのだがしもむら邊りで雲行きが怪しくなつて後は駄目になるので觀るのをやめて買物へ。

寒いし腹も減つたのでファーストキッチンで石窯スープパンの「オマール海老のビスク」なるものを頂いた。美味ではあるが海老の身は入つてゐなくてちよつと哀しかつた。さういふものなのかもしれないけど、味のアイコンとして別種の海老でもいいから何か身が入つてゐて欲しかつた。

Forza三昧

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色々走つた。

Forzathon*1の御題、古いコンパクトカーをAクラスに魔改造してレースに勝利の動畫。

VWビートルを何か分らんエンジンに換装して走つたところ、非常に扱ひ易くて速いマシンになつた。ビートルのシャシー性能は理論的には凄いのだらう。RRらしく、山越えの荷重拔けだけはどうしやうもないが。途中でクラッシュしてるのは性能に關係なく單にミスしてアンダーを出しただけ。

今囘の動畫はXBOX ONEのUPL0AD STUDIOで編輯してみたが、使ひ勝手はそれなりに惡くないとしても、最終的なエンコードの部分で妥協したパラメータになつてゐるらしく、著しくフレームレートの低いガタガタの動畫になつてしまつた。ゲーム機で編輯できるのはよいが、所詮ゲーム機クオリティ。

*1:達成することで何かしらの報酬を得られる週替りのミッション

アニメ多すぎ

觀るのをサボつてゐた「SSSS.グリッドマン」と「転生*1したらスライムだった件」をNETFLIXで一氣に觀て追付いた。「轉スラ」の戰闘シーンの音響が素睛しい。何ならガルパンレべル。サラウンドとファンソニックでゾグゾク來る。いいねこれ。

今期は良いアニメが多くてフォローも大變。「青春ブタ野郎」「アニマエール」「色づく世界」はリアルタイムで視ておきたい。「ゾンビランドサガ」「SAOA」「ゴブリンスレイヤー」「となりの吸血鬼さん」同じ週のうちにフォロー。ゲームしてるとどうしても遅れがちになるけれども。

*1:轉生

みんなだいすきたいれるろくりん

唯一、存命のジョディ・シェクターが語る“6輪”ティレルP34。「ターンインするとホイールがバタバタと」

ティレルP34の特集本の宣傳記事。面白さうなので買ってみよう。興味深いインタビューが載つてゐる。

前輪四輪が常にバタついてゐたといふのは考へてみれば當り前で、三脚が最も安定する道理からしても接地性は「脚」の數が少ない程良い筈だ。前に四つも車輪があつたつて、それがボギーでなく車體に直接付いてゐるなら、その全てがしなやかに路面に追從するのは難しいのだらう。そもそも剛性も精度も足りてゐなかつた樣だし。

それでも姿勢を好きに作れるコントローラブルな車だつたといふのは面白いし、それが當初の狙ひの「ストレートスピードを稼ぐ」といふ方向性とは全く異なる結果だつたといふのも愛らしい。

ある意味根幹のアップデート

Forza Motorsport 7」を久し振りに起動したらアップデートがかかつた。内容を調べてみるとステアリングコントローラーのフォースフィードバックが刷新されたとのこと。驗しに走つてみると、成程路面のインフォメーションを微細に表現する様になつた。路面の白線等のペイントに乘つた感觸まで傳はつてきてゐるのではないかといふ氣すらしてくる。流石にプラセボだとは思ふが。

インフォメーションが細かくなつたのはよいとして、常時モーターに負荷がかかるといふことでもあるから、冬の今はともかく夏場がやや心配だ。スラストマスター458TXは少しばかり熱に弱く、氣温が高いとすぐFFBが弱まつた擧句に強制的にスリープに入つてしまふのだ。その邊は大丈夫だらうか。

まあそこが氣になるならFANATECでも買つてろつてことなのだらうが、ペダルやシフトレバーまで一式揃へ直すとなるとさう簡單には踏切れぬ。

「音」

友人に勧められてゐた「なでしこドレミソラ」を一氣に最後まで讀んだ。實に良かつた。音樂ものなので、できれば音とー緒に味はへたらと渇望する氣持になつたものの、メディア展開は望めさうもない樣で殘念。このレべルで駄目なのか…いい漫畫なのに。

音を渇望する心のままに茶屋へ走つて「ボヘミアンラプソディー」のDOLBY ATMOS上映を觀賞。劇中の音樂を聽いて「ああ、あれもこれもクイーンだつたのか」といふレべルで何も知らない自分だが(どの曲が? 全部だ)、それはそれとして凄い體驗だつた。

ULTIRAとATMOSによるライブの再現シーンは、語弊があるのを承知で言へば「LIVE AIDの會場に居たつてできない體驗」だつたと思ふ。ライブエイドはもう體驗できないけれど、今これを體驗させてくれて有難う。映畫そのものといふより、ライブエイドが淒かつた。本當に本當に凄かつた。映畫の筋や中身について何か言へる素養が全くないけれどそんなことはどうでもよかつたのだ。

「デイトナUSA」に引繼がれし技

Switch用「SEGAAGES アウトラン」、ロケットスタート成功の動畫。ギアをHIに入れておいて、スタートシグナルが靑に變る瞬間にタコメーターが赤の一つめの目盛に合つてゐたら、アクセルを全開にすると同時にギアをLOW➝HIと一瞬で切替へればホイールスピンすることなく最大トルクで發進し、あつといふ間に最高時速二百九十三キロメートルに達するといふ裏技。

アーケードではやリ方さヘ知つてゐれば些程難しくもないテクニックだが、Switchはアクセルがデジタル操作である爲に適正囘轉數をキープできず、適當にタイミングを合せるしかない。

任天堂ゲームキューブ以來アナログトリガーの採用をやめてしまつたけれども、いい加減そこはちやんと作つて欲しいものだ。

靑い服

最近よくネット廣告で見かけるファーウェイのスマートウォッチが仲々良さげに見えるので購入を檢討してゐたら、何やらアメリカの方でファーウェイからの情報漏洩がフンダララで大事になつてゐる。

これあ發賣されても買へないパターンか。

リズと青い鳥」をスタッフコメンタリーで見返しながらネットの感想も巡囘してゐたら、戓るサイトで制服の色が畫面全體の印象を決めてゐると指摘されてゐて、成程と唸らされたのでそれに乘つかつて考へてみよう。

北宇治高校の女子冬服は見た目にかなり重たいデザインと配色になつてゐる。ややアニメ的な装飾過多の方向でもあり、正直コンクールの舞臺に似つかはしいとも思へない。そこは演出でカバーしてゐるから特に問題はないが。對して夏服はといふと、こちらは聊か輕快にすぎる感もある程に明るいデザインで、着てゐる本人達の氣分も衣替への度に相當以上に左右されてしまふのではなからうか。衣替へとはさういふもの、ではあるとしても。

で、「リズと青い鳥」の物語は、その夏服の季節でのみ進行する。冬服は基本的に出てこない。だからコンクールのシーンもない。假に「リズと青い鳥」が冬服の季節だつたら? などとは想像するのも難しい程それは別の印象になるだらう。靑い鳥が空へ羽ばたく物語に、畫面が眞つ茶色ではどうにもならぬ。鳶が油揚げを攫ふ話になつてしまひかねない。

制服の色を決めた時點でどこまで考へてゐたかは知る由もないが、この映畫にはこの服の色が必要だつた。そして、この服の季節に話を絞れたのは別に「本篇」の映畫を作る豫定があるからだとはいへ、それは良いことだと思つた。