大和但馬屋日記

はてなダイアリーからの移行中

ゲームしてる場合でもないが

「アケアカNEOGEO ズパパ!」。稼動當時、流石にネオジオには見向きもしてゐなかつた爲にとんと見覺えがない。内容はほぼデータイーストの固定畫面アクションゲームの最新作と言つてよく、遊んだ感覺にのみ随ふならば間違ひなく同じスタッフの手になるものだらう。「ソニックウイングス」を遊んだ後に「戦國エース」を遊んだ時に得たのと同じ確信の樣なものだ。即ち、面白い。最初はルールがうまく呑込めなかつたが、しばらく遊んで十万點ボーナスが狙へる樣になつてきた。

面白いんだけど難易度は結構高く、3つめのワールドで苦戰してゐる。

Forza Horizon 4」恒例の列車相手のレース。きかんしゃトーマスの某みたいな奴と競争。トンネル内での竝走などの見映えはするが、變に列車と絡むよりはFH2のレースの方が雰園氣は良かつたと今でも思ふ。

このつかず離れず競つてゐる感じがいいのだ。そして列車を追ひかけて辿り着いたエジンバラの街竝の美しさに溜息をつく。

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大都會エジンバラに初めてやつて來た時のジム・クラークみたいな顔をしてる。ジム・クラークに會つたことは、ないけどね! (キリッ)

スカパーのF1特番にマックスが登場、曰く「130RもDRSゾーンで行けるよ、きつと」。マジか。是非さうしてほしい。鈴鹿で唯一不滿なのがDRSゾーンの少なさで、ホームストレートでしかDRSを使へない。西ストレートが130RのせゐでDRSゾーンにならないのがレースを單調にしてゐるのだ。しかしまあ、ランオフの危險を考へたらあそこはDRSゾーンにはなるまい。

明日から鈴鹿通ひだ。

「ばくおん!」でついた變なイメージを拂拭できるか

インターモト2018で公開となった新型スズキ・カタナ | スズキの名車“カタナ”が18年ぶりに復活。インターモト2018で車両をお披露目の画像・写真(1) | autosport web

まあ、格好いいんだけど、昔と違つてオートバイのデザインの自由度も増してるから、これをしてオンリーワンのカタナの後繼車とまで思へるかといふと難しいのかもね。ちよつと餘計なディテールを加へすぎにも見えるし。

まあ元が有名すぎてそれぞれに想ひも強いから何を出しても何か言はれるよね。

ゲームの秋、F1の秋

「F1 2018」。スポーツゲームとしてもよくできてる。TV放送の再現として。解説者の「アンソニー」はアンソニー・デビッドソン氏。英語でプレイすると本人の聲が出るのだらう。

それにしても秋は毎年「Forza」と「F1」の新作が出るし、鈴鹿に行かにやならんしでどうにも時間が足りぬ。

ロシアGP決勝

ロシアGP決勝スターティンググリッド。颱風の影響でスカパーの調子が惡い。

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スタートでべッテルが上手く詰め寄つたがハミルトンは逃げ切つて先頭ヘ出た。後方、トロロッソのガスリーとハートレイがそれぞれ不可解な單獨スピン。囘生ブレーキか何かのトラブルか、まるでサイドブレーキでも引いたかの樣な動きだつた。共にガレージに戻つてリタイア。

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タイヤ交換でべッテルが前に出たがすぐにハミルトンに拔かれた。

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ソフトでスタートしたフェルス夕ッペンがレースをリード。ここらでセーフティカーが出ればあるいは、といふ目論見か。

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ボッタスがハミルトンに順位を讓つてサポート。後方ではフォースインディアもマグヌッセンを仕留める爲にペレスをオコンの前に出したが、ペレスでも追ひ詰めることができず、オコンに順位を返した。

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フェルスタッペンが四十三周目にピットイン、メルセデスがトップに戻つた。ハミルトンに順位を貸したボッタスは無線で「で、どうやつてレースを終へるの?(順位はいつ返してくれるの)」と訊いてゐるが、チームは無情に「このままだよ」。

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レース終了、優勝は讓つてもらつたハミルトン。マシンを降りたルイスは流石に眞先にボッタスの元へ歩いて一聲をかけた。インタビュアーに向けられたマイクにもなかなか應じようとしない。齒に物が挾まつた樣な苦いインタビューとなつた。

ロシアGP豫選

AT-Xで「たまこマーケット」第十話。ホームビデオの雑編集の體でアングルを變へずにカットを割る手法を多用してるんだけど、正直演出としては失敗してると思つた。何でもない一つのシーンの時間經過を「何でもない」と示すために間を拔くといふ意圖は解るが、會話の流れの中でそれをする意味はない。どうしてもさうするなら繪に伴って音聲もブツ切りにして繋ぐ度胸も必要だらう。カメラブレもないアニメで態とらしくこんな演出をされても、雨の日にスカパーを觀てゐるこちらとしては受信不調かと思って焦るぢやないか。

さてロシアGP豫選、Q1順位。

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レッドブルファミリー四臺とアロンソはグリッド降格ペナルティが決つてゐる。それを受けてのQ2。

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レッドブル系が出走をやめて、殘った面子に割つて十番手に入る力もないと諦めたルノーもタイヤ選択の權利を得る爲に出走せず。つまり走らない五臺がノックアウトといふ形で自動的に決定。何事もないQ2だつた。

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Q3結果。ソチのコースが得意なボッタスが首位、ハミルトンは最後のアタックでミスしたにも關らず餘裕の二番手。メルセデスの速さは壓倒的だ。

氣分はパトレーゼ

コードマスターズの「F1 2018」を購入。

今作で一番興味があるのは勿論「へイローのある視界」。なるほど、かういふ風に見えるのか。こればかりは車載カメラの映像でも決して解らないこと。これだけで元を取つた。

今作は昔のマシンも結構收録されてゐる。FW14Bで走れるのは夢の様だ。最終コーナーで激しくバンプしてゐるが、流石にこのマシンはこんな跳ね方はしない。それはそれとして、走り易くて速いイメージはそのままだ。

それにしてもコドマスF1のコースの出來も良くなつたものだ。何作か前までは「何か違ふ」といふ感じが拭ヘなかったが、もうさういふ風には全く思はなくなつた。

世にクレーマーの種は盡きまじ

カプコンのべルトスクロールコレクションで遅延が酷いとかいふ話を見たが、發端の人がメーカー非公認の變換器を通して繋いだ他機種用のスティックを使つて遅延があるとメーカーにクレームを入れたらしくて呆れて絶句した。そんなの遅延があつたとしても相手にされる訣ないだらう。未保証の道具を使つてゐるといふ自覺がないのは相當にヤバい。

デジカメ遍歴

滿月つぽいので厚い雲の隙間に顏を出すのを狙つてみたがダメダメだ。コンデジ用の三脚ではセルフタイマーでも振動を抑へられぬ。たまにしか月が顔を出さぬからピントも合せづらいし、見えたら見えたで明るすぎてピントが合つてゐるかもよく判らぬ。結局、失敗冩眞しか撮れなかつた。難しいな。

二十年程の間に幾つかのデジカメを使つて來た。そんなに多くはない。最初に買つたのは東芝のAllegrettoといふ機種。

東芝、小型・軽量、33万画素CMOSセンサー採用のデジタルカメラ「Allegretto」を発表

當時主流のCCDではなくCMOSイメージセンサーを採用(業界初?)、カメラ本體をPCカードスロットに直接挿入してイメージの取出しが可能と、黎明期にありがちなキハモノ臭が物凄い。しかし今やCMOSセンサーはデジカメの代名詞となつたのだから、先見の明はあつたのだらう。まあ、その二要素を除けば今となつては「何となく冩眞らしいものが冩る」程度の物でしかなかつたのだが。たぶん數年後のINFOBARあたりと性能的には大差ない。その頃の冩眞が今もWEBに殘つてゐないかと探つてみたが、発掘はできなかつた。ほーむペーじ*1の殘滓でもないかと思つたのだが。

次に買つたのがオリンパスCAMEDIA C4040 Zoom。メガピクセルとか言はれた時代のコンデジで、まあそれなりに良かつたんではなからうか。言うてスマートメディア世代なので自慢の畫素數も寳の持ち腐れ氣味ではあった。

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多重露光でこんなのが撮れる程度には遊べたし良かつた。氣に入つて長く使つてたC4040Zは、しかし地球の重力に魂を捉はれた擧句に動かなくなつてしまつた。地球は滅びなくてはならぬ。それから暫く、デジカメを持たぬ日々が續く。今でいふガラケーの冩眞の質も良くなつてゐたし、iPhoneも最初は話にならなかつたがすぐに實用レベルになつてきたし。

デジカメを持たぬ暮しが何年も過ぎて、ふと目にしたフジのX100がとても魅力的に見えた。デジカメでレンジファインダーに特化した造りが理想にピッタリだつたのだ。C4040Zにも光學ファインダーがあつて、それで流し撮りを樂しんだりもしたので、背面液晶だけでファインダーのないデジカメにはとんと興味がなかつた。しかしX100か出た頃の俺はといへば收入が激しく落込んでゐて、色々ものを賣り拂ひながら日々の糧を得てゐた時期で、とても十万圓もするコンデジを買へる状況ではなかつたのだ。

收入が再び安定した頃、「X100が欲しい」といふ話をしたらその時の同僚に「そんな貴方に」と勧められたのがシグマのDP1。その作例に愡れて、新宿のキタムラで中古のDP1を買つてからDP3Merrill、貰ひ物のDP2ときて、今のsd Quattro Hに到る。まあそんな編歴なのでやつぱりDP1が最高だと今の自分は思つてゐる。sdQHには今のところ振囘されてゐる感じしかしないので、經驗を積んでモノにするしかない。精々月くらゐはまともに撮れる樣にならう。

因みにDP1にもDP3mにも光學ファインダーは取付けてある。當然だ。

*1:WEBサイト

ゲーム三昧

スプラトゥーン2」たまに*1ナワバリバトルに入つたら、恐しい程の僅差となつた。

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僅か三ポイント差。誰かがもう一發弾を撃てば引繰返るレべル。

アーケードアーカイブス VS.エキサイトバイク」。これと同時にSwitchオンラインの方でファミコン版「エキサイトバイク」が配信されてゐる。何がしたいんだ。まあ、アーケード版だけのこのボーナスステージがあるだけで購入する價値は無限大なのだ。

Switch ファミコンオンラインの「テクモボウル」。アメフトのことなんか「10ヤードファイト」以上のことは何も知らぬままに遊んでみたら、最初の試合に勝ててしまつた。「今自分が何をやつてゐるか」が理解できてゐる、といふのが凄い。「10ヤードファイト」の教育效果は凄えな。そして勿論、「テクモボウル」の方がきちんとアメフトを再現してゐることも理解できた。

日大アメフト事件を契機に「テクモボウル」を樂しめる知見を得られたといふことだ。世の中さう捨てたもんぢやない。

*1:主に操作ミスで

はてなは遠くなりにけり

サイクリングに行きたかつたが體調が今一つなので、はてなダイアリーのデータをはてなブログに移設する作業を行つた。インポートは完了したものの、はてなブログはとにかく讀み辛いし動作が重い。そして何より、ダイアリー内の段落タグがすべて改行タグに置換へられてゐる。何してくれてんだ最低だな。文書の構造を勝手に變へるなよな。

ただの尻アニメではなかつた

はるかなレシーブ」最終話まで觀た。實に良かつた。窪岡俊之氏の演出力が素晴しく、萌えと熱さのバランスが絶妙で、嫌味を感じさせずかつ緩すぎず、締めるところはきちんと締めて盛上げる。感服。

同時期のもう一つの女子コート競技モノがどうにも胸糞惡い展開で「お前これで最後に綺麗に纏めようとか考へてんぢやねえだろなコラ」としか思へないけどあつちはどうでもいいや。

歸つてミニファミコンやらうぜー

「プレステ クラシック」世界初披露 復刻は「前々から計画」 - ITmedia NEWS

ソニーつて時々本當にダサい眞似をするよね。「前々から計劃」とか、自分に言ひ聞かせなきや生きて行けないんだらうな。他社を眞似たと言ふより餘程ダサいわ。

スプラトゥーン2」サーモンランで、班全滅の危機。味方三人が斃れ、敵のシャケ軍團のターゲットが自分ー人に向く。納品ノルマには未達なので時間切れまで逃げ切ることも叶はず、決死の覺悟で敵の群れへ。狙ひは敵ではなくその向うで救ひを求める味方の浮輪。彼らに向けてスプラッシュボムを投げ込むと同時にへビに轢かれて自分も死亡、左上の生存状況を表すアイコンは一瞬明らかに全滅を示した。しかし投げ込んだボムが味方の一人を蘇生させ、その一人の味方が殘りのニ人を蘇へらせてノルマを達成、ゲームクリアといふ中々熱い展開を記念に殘しておいた。

内田百閒「東京燒盡」を電子書籍で買つてみたら意外にも假名遣が弄られずちやんとしたままだつた。よい。

ニンテンドーファミコンオンライン

Nintendo Switchで、ニンデンドーオンライン有料登録者に提供されるファミコンの復刻ソフトが好きなだけ遊べる新サービス。當時のソフトのパッケージデザインがずらつと表示されてゐて、どれを選んでもロード時間なしにすぐタイトル畫面になるのはファミコンぽくて良い。「マリオブラザーズ」を遊んでみたらやはりアケアカ版より遥かに遊び易く感じた。横方向のジャンプ性能が高く、床を叩いた際の攻撃判定も甘いのがさう感じる理由か。

その他ラインナップをボーッと眺めて思つたのは「あー、クルクルランドがないなー」。ふあみこん昔話。一九八四年後半のこと、ファミコンのソフトのラインナップの雰圍氣がそれまでと少し變つた。値段が少し高くなつて、カートリッジのラべルがそれまでのライングラフィックのシンプルなデザインからパッケージと同じイラストが入つたものとなり、ファミコン本體のコントローラーが四角から丸ボタンに變つたのと同じ頃。任天堂はアーケードにVS.システムを投入し、それまでのオリジナルタイトル路線をやめ、ファミコンと共通のタイトルを供給し始めた。

アーケードのVS.システムの特徴は二人並んで一つの畫面で遊べることで、これは當時主流の對面式のテーブル筐體の中にあつて一番の賣り要素とされた。然るに、このタイミングで「二人同時プレイ可能なアクションゲーム」が戦略的にリリースされる樣になり、それがほぼそのままファミコンにリリースされた。勿論この流れは初期の「マリオブラザーズ」に端を發するものであるが、やや遅れてこの時期に集中的にリリースされた一群が一種獨特の雰圍氣を放つてゐたのである。特に「バルーンファイト」「アイスクライマー」「クルクルランド」は其々が他に類を見ない操作性と二人プレイならではのゲーム性を獲得してゐたことも手傳つて、「ファミコンはどうやら思つてゐたよりも遥かに面白いぞ」と思ふに至つた。個人的にこれらは「スーパーマリオ」登場前のファミコンの一つの劃期となつた傑作群と位置付けてゐる。なので、その中の一つである「クルクルランド」がない、といふのは白分にとつては結構なインパクトなのである。まあ、いづれ追加されるのではあらうが。

それら傑作群の少し前に同樣の體裁でリリースされて、何故かあまり顧みられることのない不憫な「デビルワールド」のことも偲びつつ。